平成20年4月より大塚グループでは新たな退職金制度を導入いたしました。これは市場金利に連動した「加算退職金」、退職金原資の一部について社員自身が自らの意思で運用の指図を行うことができる「確定拠出年金」、大塚グループ全社共通の「基準退職金」で構成されています。
(1)基準退職金(確定給付企業年金)
運用は基金が行い、将来受ける年金額は固定金利により決められています。積立金は会社が全額負担。
(2)加算退職金(確定給付企業年金)
運用は基金が行い、将来受ける年金額は指標利率(大塚グループの場合20年国債の5年平均利回り)に応じて一定の範囲内で保証されています。積立金は会社が全額負担。
(3)確定拠出年金
毎月拠出する掛金(全額会社負担)を加入者本人が選択した商品で運用し、その運用結果による給付を受け取る制度です。
(2)または(3)は事業所により導入していないところがあります。
(4)厚生年金保険(報酬比例部分)
会社員等が加入する公的年金制度で、年金額は、加入期間中の給与や賞与と加入期間に応じた金額が支給。支給が開始されるのは、昭和36年4月2日(女性は昭和41年4月2日)以降生まれの人は原則65歳からです。積立金は会社と加入者の折半負担。
(5)国民年金(老齢基礎年金)
日本に住む20歳から60歳のすべての人が加入する公的年金制度で、会社員は厚生年金保険を通じて加入します。年金の受給資格期間は原則10年以上。年金額は保険料を納めた期間に応じて支給。保険料は厚生年金の保険料の中に含まれます。
※公的年金に関しての詳細は、日本年金機構ホームページを参照ください。